日系企業

　中国から撤退ないしは縮小すると答えた3.6％のうち、どれだけをベトナムが受け入れられるか。今後はこれがベトナム日系社会の成長の鍵になると、ふくちゃんは分析します。

　ちなみに、業務の縮小ないし撤退を検討するとした企業の割合は、17カ国中12位。

　ですから、非製造業（サービス業など）となると、南北の立場が逆転します。

　ドイモイ（改革開放）に代表されるベトナムの高度成長はホーチミンシティから徐々に北上しており、都市と農村、北部と南部の差は広がりつつあります。

　それに追随する形で、部品や金属加工、ソフトウェアメーカーへと拡大の波が広がっていきます。