ですから、非製造業(サービス業など)となると、南北の立場が逆転します。

 南部にある非製造業種企業で拡大の意思を示した企業は、全体の62.5%。これに対して北部では、50%と数字の差が大きくなってきます。ホーチミンシティ行政圏の購買力に目をつけ、まずはホーチミンシティを固めてそこから北部展開のチャンスを探るという個人消費関連企業も多く、前にお話ししたサッポロホールディングス・サッポロビールやファミリーマートなどがあります。