タイ人にとって、父の日が最大の祝日である理由は言うまでもありません。憲法6条に「国王は崇敬される立場にある」とはっきり規定されています。

 これは大日本帝国憲法3条「天皇ハ神聖ニシテ侵スヘカラス」に対応するものとされています。1932年に作られたタイ最初の憲法は、当時有効だった明治憲法を参考にしたといい、それまでの専制君主制から立憲君主制に移行したタイで、国王の高い権威を維持するには、絶対に必要な文章だったようです。