ベトナム人の出稼ぎ環境は、同じASEAN圏の中ですら相当厳しくなっています。

 シンガポールやマレーシアではインドネシア人との競争に晒され、タイではカンボジアやミャンマーからの不法入国者がベトナム人よりも安く使えるとあって出稼ぎはまず期待できません。フィリピンはGDPの10%を占めるといわれるほど国外への出稼ぎが奨励されています。ベトナムの底辺労働者が自国の地位向上を実感できるようになるのは、まだまだ先になりそうです。